前回の記事で老後資金の作り方候補として①一般NISAで日本の高配当株へ投資する、②つみたてNISAで投資信託、という2種類の投資方法を検討しました。その後再度検討を重ね、今回はふたつを組み合わせるパターンをシミュレーションしてみたいと思います。
前回の記事はこちら↓
老後資金の作り方1
私の兄が老後資金のあてがまったくなく困っております。困っているのは兄本人というより私の母が勝手に心配して困っているという方が正しいでしょうか。実は近いうちに実家の売却によりまとまったお金が入ってくる予定がある為、それを活用できないか検討して...
老後資金候補③高配当株で得た配当金を翌年からつみたてNISAで運用する
手順1.初年度はNISAを使わず一般or特定口座で税引き後配当金が40万円を超えるよう投資する。(投資例)
前回の高配当株投資との違いは
・必要投資額が600万円⇒約850万円へ増加
・同じ年度内に投資する
・投資対象にソフトバンクを追加し3銘柄に分散
という点です。これで税引き後の配当金が約40万円得られる計算です。
手順2.配当金40万円を翌年以降つみたてNISAで運用する。
【投資額】 850万円 × 1年 = 850万円
特徴は何といっても追加投資が不要で配当金を積み立てていくだけという点です。
気になる老後資金は?
15年後、約1100万円の投資信託運用益が得られ、さらに個別株850万円元本が残っていると仮定します。(個別株の株価変動や減配リスク考慮せず)
総資産は1950万円となり、老後資金は月7万円というシミュレーション結果となりました。前回検証した方法と比較すると、
③のみ投資額が大きいので単純比較はできません。しかし最初に大きく投資して後から追加投資が不要というのはメンタル的に楽なのではないでしょうか。もちろん私が注意書きした以外にも様々なリスクが想定されますので、各人の資産状況やリスク許容度を考慮して頂けるといいかなと思います。私もまだどんな方法を採用するか決めかねています。他にも良い方法を思いついたらシミュレーションしてみたいと思います。いつも弊ブログをお読みいただき本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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