不二製油、株価3000円突破

銘柄分析

業務用チョコレート大手「不二製油」の株価が好調です。

株価

<直近6ヶ月の株価推移>

長らく2,000円台半ばでウロウロしていましたが、6月中旬の決算発表をきっかけに株価は上昇、7月に入って3,000円の大台を超えてきました。

以下は過去4年間の株価チャートです。

<直近4年間の株価推移>

株価3,000円を超えるのは2021年以来、およそ3年半ぶりとなります。

要因

米国のチョコレート大手「Blommer Chocolate Company」の買収後に発生したのれんの償却が懸念材料でしたが、2028年までの構造改革を発表し特損を計上した事から「膿を出し切った」と評価されているのではないでしょうか。

またチョコレートについてはいわゆる“カカオショック”による相場高騰が懸念されていますが、不二製油はココアバター代用脂を製造している事もあり、懸念一辺倒にはならない強さがあります。

優待内容

年に一回、自社製品(チョコレートや大豆関連商品など)が贈呈されます。

基準日保有株数優待内容
3月末100株以上自社関連製品1,500円相当
1000株以上      3,000円相当
5000株以上      4,000円相当

銘柄情報

不二製油グループ本社(2607)

株価:3,147円(2024年7月19日時点)

配当:年間52円予想

配当利回り:1.65%

優待利回り:0.48%

100株保有時の総合利回り:2.13%

利回りはそれほど高くありませんが、業績に安定感があり減配リスクの低い企業として保有しています。

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