トヨタが株主優待導入!公平な株主還元のあり方とは?

株主優待

2025年3月3日15時30分、トヨタ自動車(7203)が株主優待制度導入を発表しました。

ひゃはりん
ひゃはりん

いや~、驚きました

株主優待内容

基準日

毎年3月末(初回2025年3月末)

優待内容①

基準日時点での保有株数・年数に応じたTOYOTA Wallet残高を進呈(詳細は以下図)

受け取りにはTOYOTA Walletアプリのインストール、登録が必要

TOYOTA Wallet…トヨタが提供するスマホ決済アプリ。トヨタの販売店などで使用できるだけでなく、連携しているスマホ決済サービス(クイックPay、iDなど)でも使用が可能

優待内容②

①に加え、保有株数や年数に関わらずA~Eの抽選に応募する事が可能。

銘柄情報

トヨタ自動車(7203)

株価:2,795円(2025年3月3日時点)

配当利回り:3.22%

優待利回り:0.18%

総合利回り:3.40%

企業が株主優待制度を廃止するときの決まり文句が「公平な株主還元のあり方を慎重に検討した結果・・・」というものですが、日本を代表する世界的企業のトヨタが株主優待制度を導入した事で他の日本企業がどのような影響を受けるのか興味深いです。

トヨタの株主数は94万人超え(24年3月末時点)となっており、株主構成は「個人・その他」の比率が12.6%にとどまっています。個人株主の長期保有を増やす狙いがあると思われますが、約9割を占める外国法人などから批判が上がる可能性もあります。

個人的にはこの程度の優待でガタガタ言うなよって感じです

他の日系自動車メーカー(ホンダ、日産など)もいろいろな独自優待を実施していますので、個人株主の囲い込み合戦がおもしろくなってきたと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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