【ふるさと納税】北海道白糠町より返礼品のいくらが到着しました~2021年度~

ふるさと納税

2021年、ふるさと納税で白糠(しらぬか)町より返礼品が到着しました。届いたのは“いくら醤油漬け225g×2パック”です。

2021年の返礼品について

こちらは北海道白糠町へふるさと納税の寄付をするといただけます。

今回は11,000円の寄付でいただける返礼内容です。(*2021年12月現在の情報です)

冷凍いくらが225g×2パックとなっています。

賞味期限はどちらも2023年11月と二年近くあります。

ふるさと納税サイトで“いくら”と検索すると必ず上位にヒットする有名な商品です。

原料原産地はロシアとなっています。国産ではないのですね。WEBサイトには下記の注意書きがされています。

楽天ふるさと納税より引用

国産と味は大差ないようです。近年は国産秋鮭が不漁で時期によっては国産だったり輸入物だったりするようです。

しかしながら“いくらの町”を謳っている白糠町が輸入物を使用せざるを得ない状況なのでしょうか。私はこの点が気になってしまいました。

国産イクラの現状

国産のイクラの漁獲高について調べると下記の記事が発見できました。

“記録的な不漁”イクラとサケが値上がり(2021年9月23日、YAHOOニュース)

イクラ最高値圏 不漁で在庫減、回転ずしなど消費旺盛(2021年12月3日、日本経済新聞オンライン)

ここ数年、国産の秋鮭の漁獲高は年々減少しているものの消費者の需要は回転寿司やふるさと納税などで根強く、輸入物やマスの卵を代用するなどしていても値上がりを抑えることができていない状況だそうです。

原因は主産地北海道周辺の海水温の上昇で鮭が寄り付かなくなっているというのが定説ですが、真相は不明です。

かつては日本で出回るイクラの大半が国産でしたが、近年は輸入物が7割程度まで増加し国産を逆転する状態になっています。

いくらを始め水産物で産業が成り立っている地域には危機的な状況です。

一方でブリは豊作なようで、私たちが食べるべき水産資源が変化していると言えるのかもしれませんね。

製造者「広洋水産(株)」について

こちらを製造しているのは広洋水産という会社です。

水産大手のマルハニチロ(株)のグループ企業です。

売上高は2021年3月期で70億円となっておりグループ全体(8,625億円)の0.8%の売上高となっています。

広洋水産公式HPより引用

白糠町と釧路市の中心部との中間に位置し、従業員数360名という事です。

人口7,500人程度の白糠町を始め周辺地域の雇用創出に多大な貢献をしている事が分かります。

広洋水産のオンラインショップでもさまざまな商品を購入する事ができます。

広洋水産

まとめ

  • ふるさと納税で大人気のいくらですが、近年の不漁により国産はますます希少になっています。
  • 輸入物でも十分美味しくいただけます。
  • 地球環境の変化に伴い獲れる水産資源も変化しています。

以上、消費者ひとりひとりの理解が今後ますます必要になるのではないでしょうか。

感謝して戴きたいと思います。本日も当ブログをお読みいただきありがとうございました☆彡

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